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2021/12/20

企業のAI活用、日本は13カ国で最下位 「総務や人事、経理のDX化に遅れ」

職場でAIを活用している日本企業は31%で、同じ調査を行った米国や中国、韓国など13カ国では3年連続の最下位──このような結果が、日本オラクルの調査「AI@Work」で判明した。

また、職場でのAI活用の検討状況については、「議論していない」割合が日本では47%で、世界でも最多。半数近くの日本企業はAI活用の議論の段階にすらないという実態も明らかになった。慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授の岩本隆氏は、特に「総務や人事、経理、法務など間接部門のDXが遅れている」と指摘する。

このように、日本企業は現状、海外企業に比べAI活用に乗り出していないということが分かった一方で、「日本企業の従業員は、テクノロジーに対して比較的ポジティブで、信用しやすい」ことが特徴だと岩本氏は言う。

75%の日本人が自身の将来設計をするためにテクノロジーを活用したいと考えており、また68%の人がAIによるレコメンドに基づいて仕事に変化を起こしたいと回答していることからも、確かにその傾向が伺える。

また、AIは人間の担当者よりもキャリアアップを効率的に支援できると回答した人の割合は72%に上った。岩本氏によると、「年功序列でマネジャーになったが、ピープルマネジメントが得意でないというマネジャーがいて、部下が上司を信頼していない」という背景も考えられるという。

引用 AI NOW:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/10/news062.html

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