はじめに

IoTやAIの急速な技術進歩の中で、様々な商品やサービスへの展開がなされています。
一方で、これら先端技術をどのように事業に生かしたら良いか分からない中小企業事業者も多く、
事業における課題出しと解決のためのアイデア出しのニーズは高まっています。

そのような背景の中、今後の社会で求められている「リテラシー」は大きく変わってきており、
何かを発想しあらたなものを創造する為の人材育成の必要性も日々高まっています。

本コンテストは、これからの多様な世界で生きる学生に、
IoTやAIを用いて新たな社会課題の解決策を見出すスキルを身につける
きっかけ・機会にしていただく意図で企画されたものです。

開催概要

賞金

審査基準

スケジュール

結果発表

結果発表

最優秀賞

AI診断技術を用いた救命救急キット

川瀬航平

AEDほどの大きさの本体にカメラや薬剤、血圧測定機、そして従来のAEDに搭載されていた電気ショック機等を詰め込み、搭載されたカメラで救命対象を撮影、付属の機器で血圧等のバイタルサインを測定し、その結果をAIに送信することで、対処法をAIが現場の一般人に指示することができる「AI診断技術を用いた救命救急キット」を提案。

受賞者コメント
この度受賞することができ、誠に嬉しく感謝しております。審査会は、テーマの選定の考え方、プレゼンの構成と表現方法を多角的に学ぶことができ、将来たいへん役に立ち有意義であると感じました。この経験を活かし更に自学研鑽していきます。どうもありがとうございました。
特別賞

中所得国に対する医薬品の
安価な提供ビジネスモデルの確立

野澤伊織

世界中で問題となっている様々な生活習慣病の薬物治療を促進するために、諸外国に医薬品を安く提供する。未だ国内大手製薬会社が介入していない地域を新たな市場とすることで大きな収益を見込めるだけでなく、「薬学」によるより良い世界の実現という夢も叶うビジネスプラン。

受賞者コメント
まずは本コンテストにおいて最終審査に選んでいただいたことに深く感謝を申し上げます。
普段は薬学を勉強、研究しているためビジネスプランコンテストに参加することに不安もあったのですが、楽しんで参加することができました。来年度も挑戦しようと考えています。ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
特別賞

AIと道路信号機の融合

宮嶋紀輝

道路信号機をIoT化し、搭載するカメラによって車両数や歩行者数、緊急車両の有無をAIが判断、道路信号機が状況に応じたフレキシブルな信号制御を行う。また同時に、道路需要数などマーケティングに活かせる情報の収集に繋がることも見込める。

受賞者コメント
まずは昨今の情勢の中、このような貴重な経験をさせて頂いたことに感謝申し上げます。学部での学びを軸にしたビジネスプランを社会でご活躍されている方々に評価頂く機会は多くはなく、学びの深い経験となりました。この機会を通じて一歩、社会人に近づけたのではないかと感じています。
特別賞

養護者をケアするバンド「ネストルケア」

金城志帆 幡野優梨花 山崎莉子

腕につけるバンド型の「ネストルケア」で、AIによって養護者の心拍数や血圧、介護時の口調等の様々なデータや状況から養護者の5段階の精神レベルを測り、そのレベルに応じて、介護をすべきか、するべきではない状態かを判断し、レベルに応じた対応を提案。社会問題に繋がる「養護者本人が自身の介護疲れに気づかない、あるいは我慢してしまう」ということを防ぐ。

受賞者コメント
本コンテストを開催していただいたAI-Labの方々、関係各所に心よりお礼申し上げます。また、特別賞という名誉ある賞をいただき、ありがとうございました。テーマであるSDGsにおける社会課題を解決するため、所属ゼミで培った知識を活用し、試行錯誤することができました。今回の経験を基に、これからも精進していきたいと思います。
特別賞

患者の健康状態を24時間モニタリングする
次世代IoTデバイス「CarroT」

佐仲杏美 妹尾一生 岩村夏海

高齢患者に対してIoTを駆使した医療用デバイス「CarroT」を提供し、少子高齢化によって引き起こされる高齢患者増加とそれに伴う医療機関の負担増加を軽減する。

受賞者コメント
この度は特別賞に選出いただき、誠にありがとうございます。今回の出場を通し医療分野への理解が深まると共に、ビジネス構築の楽しさをチーム一同学ぶことが出来ました。AI-Lab様をはじめ開催のお力添えを頂いた皆様、また日頃からご指導いただいている先生方にこの場を借りて深く御礼申し上げます。
特別賞

SCHOOOL

横田琴音

日本の大学受験を控える学生に、家庭の経済状況に左右されることなく、塾に通うことで受けられる最低限のサービスを実現できるプラン。今まで塾や個別指導などの「人」が見ていた部分を、AIが様々な方法で分析することによって、得意不得意、好き嫌いを理解し、学習の効率化を図る。

受賞者コメント
最終審査に出場する機会というのは滅多にないことでしたので、とても貴重な経験をさせていただきました。自分一人でビジネスアイデアを考え、それを発表し評価していただくという経験もまた、今までにはなかったので新たな自信にも繋がりました。共感をどのようにして得るのかというのが今回私の中での大きな学びでした。
佳作

産業と技術革新の基盤をつくろう

菊地凌多

AI・IoTを第一次産業の中の特に農業に活用し、近年の気候変動予測や従事者不足を解消することで食料等を他に依存しない持続可能な社会を目指す。

佳作

物から名前を調べる辞書アプリ

梅木彩歌

カメラをかざして、物を写せば、自動的にその名称やそれに関する動作が文字化される機能用い、物を見てすぐに英語を答える能力が身につく。

佳作

目が不自由な人々を救うために
ーAI搭載型杖のビジネスプランー

門脇裕大

目が不自由な人のために、カメラとAIを搭載した杖を提供。カメラで捉えた周囲の状況を常にAIが把握し、危険を察知し的確に音声や振動で本人に伝える。

佳作

ホームタウン
~高齢者施設合体型住宅街~

吉原明里

高齢者のコミュニティの創造を手助けすることを目的とした高齢者施設合体型住宅街。介護をされているという印象が少なく利用できる。

佳作

AI×健康
メンタルヘルスケアアプリ

杉原未有

アプリでデータを記録・蓄積することにより、自分のストレスを感じやすい状況やその時の考え方の傾向などを知ることができ、ストレスに対して自分をうまくコントロールできるようになることを目指す。

佳作

受動喫煙防止のためのスマートフォンアプリ

高橋希京

喫煙スポットや風の流れからたばこの煙を予測し、受動喫煙の恐れがあるスポットを地図上に表示。また、喫煙所に熱または煙を感知するセンサーを取り付け、近づくと通知するシステム。

佳作

子供教育専用通貨 ed.coin

中川宇希 萬ヶ谷佳哲 赤木佐紀子

AI技術を用い、子供の将来価値から算定される金額を仮想的な通貨とし、家庭環境に関わらず、世界中の子供たちが平等に教育機会を得られるためのシステム。

佳作

Machi ZOZO

谷口朝飛 野口就生 太郎丸雄斗

半径5メートル以内の人が着ている服情報を専用アプリで取得可能にし、EC上でそのアイテムと類似アイテムを提案するサービス。

佳作

人生におけるお金との付き合い方を学ぶ

山口竜世

生きていく上で必ず納めなければならない税金の知識、将来にわたって必要な資産の形成方法について、オンライン上とリアルな場の両方で授業を展開する。

佳作

教育・データ収集の為のモバイル提供による循環型教育プラン

板垣彩叡

AI技術を搭載した小型の端末を「有償で無料」販売し、年齢・状況を殆ど問わずに教育を受けることができるようにする。

佳作

あなたの一杯のコーヒーで世界を救おう

荒川萌花

SDGsとAIをテーマにしたコーヒースタンド。フェアトレードの認証コーヒー豆を使用し、利益の一部を発展途上国の支援基金にする。

佳作

受動的教育を打破するためのICTサービスの提案

加賀光織

学校の授業でわからない部分があっても先生に質問できない生徒の「聞きたい」を感知し、受動的教育を打破するためのICTサービス。

佳作

教育で未来の選択肢を

田中涼佳

自分のアバターでバーチャルタウンを巡りながら、いつもは目につかないような「世の中を支える仕事人」に目を向け、様々な仕事を知るサービス。

主催・後援

主催

  • AI-Lab
  • 東京理科大学

後援

  • 合同会社 UNITEDベンチャーキャピタル